バイオテロ | ||||||||||||||||||||
日本内科学会雑誌 2012.11.10 | ||||||||||||||||||||
○過去に起きた代表的バイオテロ事件 ・1984年米国オレゴン州でオカルト教団による10ケ所のレストランにサラダバーにサルモネラ菌混入事件 ・751人が食中毒 .1993年オウム真理教による炭疽菌噴霧事件(2001年に判明) ・ワクチン株、濃度が低かったので発症者はなかった。 ・2001年郵送された炭疽菌芽胞でフロリダ州で1人死亡、その後17人発症し、5人死亡 ・米国陸軍感染症研究所(USAAMRIID)の保有菌と遺伝子型一致、陸軍の研究者が容疑者となったが自殺 ○過去に開発された生物兵器 ・米国はブルセラ、野兎病菌の撒布実験 ・ベトナム戦争時に農作物対象とした生物兵器の開発 ・ソ連は炭疽菌、ペスト菌、痘瘡ウイルスの生物兵器開発 ・ソ連はマーブルグ熱、エボラ出血熱、ラッサ熱などのウイルス生産していた形跡 ・1979年ソ連のSverdlovbskで炭疽菌流出し、周辺住民68人が死亡 ○ソ連崩壊で生物兵器が国外に流出 ・貧者の核兵器→安価で殺傷能力が高い |
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バイオテロのシナリオ
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参考)バイオテロ対策 総論 防衛医学研究センター 感染症疫学対策研究官 教授 加來浩器 | ||||||||||||||||||||
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