インフルエンザキットの種類と感度
国立感染症研究所 インフルエンザウイルス研究センター 平成25年5月23日現在
・迅速診断キットに添加される検体量が異なり、検出感度データがそのままキットの検出感度に反映するものではない。
・検体の種類、鼻腔拭い液、咽頭拭い液、鼻腔吸引液、鼻汁鼻かみ液が使える。
・喀痰中にウイルスが存在したとしても検出できるか検証はなされいない。
 ・喀痰の検体使用は、製造販売承認の対象外
・発症早期の検体や検体採取方法が不適、検体採取部位の違いでウイルスNP抗原量が検出レベルになっていない場合がある。
 ・キットで陰性の場合でも検体からウイルスNP抗原が検出されなかっただけでウイルス感染を否定するものではない。
・鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスにも反応
・鳥インフルエンザでは感染時の増殖部位が不明でどの場所の検体が適当かまだ分からない。
 ・台湾では喀痰のみからウイルスが検出された。
 ・中国では発症後の経過中に検出部位が咽頭や喀痰などに変化した。
詳細はhttp://www.nih.go.jp/…/…/2277-flucenter/3578-rdt-130523.html

http://www0.nih.go.jp/niid/docs/H7N9-RDT130523.pdf
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