マイコプラズマ迅速検査法 |
感染すると、血液中にはIgG型とIgM型の特異抗体が産生 IgG抗体は2週目以後に上昇し始める IgM抗体が陽性になるのは発病してから1週間後、早期に検査しても、多くの場合は陰性。 感染後1週目で上昇し、1.5週目で 最大、2週目以後低下 大人の場合はIgM抗体の産生が少ないため、感染していても陰性の場合がある 子どもの場合のIgM抗体が感染後も長期にわたって陽性例もある ![]() ○LAMP法Loop-Mediated Isothermal Amplification LAMP法によるマイコプラズマ核酸検出はM.pneumoniaeに特異的なDNAを直接検出する高感度の遺伝子検査 マイコプラズマ肺炎では発症初期には病原体の気道粘膜への排出がピークに達し、数週間にわたって菌が排出されるため、LAMP法によるマイコプラズマ核酸検出は発症初期(2~16日目)に検出可能 LAMP法による検査は感度や特異度が高く、急性期診断に有用だとする一方、検査の所要時間が2時間30分と比較的長い ○マイコプラズマ抗原検査キット ①リボテスト(旭化成) 咽頭拭い液 イムノクロマト法による抗原検出キット ・リボテスト®マイコプラズマは、マイコプラズマの“L7/L12”に固有な領域を識別するモノクローナル抗体を用いる。 判定は15分~30分。 ※菌種ごとに特異性がある 10回用 15,000円 15ヵ月 1~25℃ ※150点 ②プロラスト Myco 10テスト 貯法 2~30℃ 有効期限 15か月 反応時間 15分 保険点数(2014年4月現在) マイコプラズマ抗原定性150点 免疫学的検査判断料144点 |
もとに戻る |