1503:現在発売中のDOAC 2017年末まで
商品名 薬剤名 適応症  用法・用量 
 ブラザキサ
 75mg
 110mg
 ダビガトラン 〇非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制

※本剤を人工心臓弁置換術後の抗凝固療法には使用しないこと。
1回150mg(75mgカプセルを2カプセル)を1日2回経口投与する。必要に応じて、1回110mg(110mgカプセルを1カプセル)を1日2回投与へ減量すること。 
 イグザレルト
 10mg
 15mg
 リバーロキサバン ①非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制

②深部静脈血栓症及び肺血栓塞栓症の治療及び再発抑制
 ①15mgを1日1回食後に経口投与する.腎障害のある患者に対しては,腎機能の程度に応じて10mg1日1回に減量する.

②初期3週間は15mgを1日2回食後に経口投与し,その後は15mgを1日1回食後に経口投与する.
 エリキュース
 2.5mg
 5mg
 アピキサバン ①非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制

②静脈血栓塞栓症(深部静脈血栓症及び肺血栓塞栓症)の治療及び再発抑制 
 ①次の基準の2つ以上に該当する患者は、1回2.5mg1日2回経口投与する。
・80歳以上
・体重60kg以下
・血清クレアチニン1.5mg/dL以上
②特に静脈血栓塞栓症発症後の初期7日間の1回10mg1日2回投与中は、出血のリスクに十分注意すること。
※国内臨床試験において、6ヵ月以上投与した経験はない]
 リクシアナ
 15mg
 30mg
 60mg
 エドキサバン ①非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制

②静脈血栓塞栓症(深部静脈血栓症及び肺血栓塞栓症)の治療及び再発抑制

③膝関節全置換術、股関節全置換術、股関節骨折手術患者における静脈血栓塞栓症の発症抑制.
 
 ①、② 1 日 1 回経口投与
体重60kg以下:30mg
体重60kg超 :60mg
なお、腎機能、併用薬に応じて1 日 1 回30mgに減量する。

③30mgを1日1 回経口投与
経口抗凝固薬(OAC
・新規経口抗凝固薬(new/novel oral anticoagulant)=NOAC
「新規」の時期は過ぎたので最近は
・非ビタミンK拮抗経口抗凝固薬(non-vitamin K antagonist oral anticoagulant)=NOAC
・直接経口抗凝固薬(direct oral anticoagulant)=DOAC
 凝固因子特異的にその活性を直接阻害する。
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