国家の品格
新潮新書 藤原 正彦 (著)
日本は世界で唯一の「情緒と形の文明」である。国際化という名のアメリカ化に踊らされてきた日本人は、この誇るべき「国柄」を長らく忘れてきた。「論理」と「合理性」頼みの「改革」では、社会の荒廃を食い止めることはできない。いま日本に必要なのは、論理よりも情緒、英語よりも国語、民主主義よりも武士道精神であり、「国家の品格」を取り戻すことである。

amazonの書評より引用 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106101416/ref=ase_yuukanhujiblo-22/250-6518676-9375445
藤原正彦
1943年7月 旧満州新京生まれ。
父:新田次郎
東京大学理学部卒業。東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。理学博士。
お茶の水女子大学理学部数学科教授。
まだ、読んではいないがラジオのインタビューでの彼の話を聞くとうなずけるところが多い。
福島のレスピレータ取り外し事件でも『同意書』がないからと、新聞はDrを攻撃しているが、なんでもかんでも書面があればいいものではないだろう。日本的なやり方もあるだろう。司法関係者もこの本を読んで頭を切り換えてみたらどうだろう。

もとに戻る