2006年版・これが適応外処方の実態だ! 医師616人「適応外処方」実態調査 |
要約 ◆「適応外というのはあくまでも保険適応外ということで医療上の適応外という意味ではない。 ●適応外処方トップ30 1 H2ブロッカー →NSAIDs潰瘍の予防 2 中枢性筋弛緩薬→ 緊張型頭痛 3 マクロライド系薬→慢性副鼻腔炎 4 マクロライド系薬→ びまん性汎細気管支炎 5 抗てんかん薬→ 慢性疼痛 6 三環系抗うつ薬→ 慢性疼痛 7 ポラプレジンク(プロマック)→ 味覚障害 (※亜鉛が入っているからだろう) 8 プロトンポンプ阻害薬 →NSAIDs潰瘍の予防 9 β遮断薬→ 甲状腺機能亢進症 (※確かに頻脈に効果があるので使っているが適応処方と思っていたが??) 10 ACE阻害薬→ 心筋梗塞後の予後改善 11 プロトンポンプ阻害薬→ 胃食道逆流症の診断(PPIテスト) 12 ACE阻害薬→ 2型糖尿病などに伴う蛋白尿 196人 13 β遮断薬→ 本態性振戦 14 ACE阻害薬 →拡張型心筋症、心不全 15 塩酸シプロヘプタジン→ 食欲不振 16 塩酸メキシレチン→ 神経因性疼痛 17 β遮断薬→ 拡張型心筋症、心不全 18 ビタミンC製剤→ 貧血(鉄剤との併用) 19 ACE阻害薬→ 誤嚥性肺炎(※これは裏技でよく使うのだが) 20 H2ブロッカー→ 慢性膵炎 21 スルピリド→ 食欲不振(※適応ではなかったのか?) 22 ACE阻害薬→ 心肥大 23 プロトンポンプ阻害薬 慢性咳嗽 24 ポラプレジンク→ 口内炎 25 ATP→ 不整脈 26 硫酸カナマイシン→ 肝性脳症 27 ジビリダモール→ 糖尿病腎症 28 ACE阻害薬 ネフローゼ症候群 29 抗てんかん薬→ 糖尿病神経障害 30 フェノバルビタール→ しゃっくり ・・・詳しくはNikkei Medicalのホームページで。 |
そのほかいろんなものが使われている実態には少々驚いた・・・。 |