アレンドロン酸の週1回投与製剤が承認
Nikkei Medical online 2006.8 17
【要約】
ビスホスホネート製剤の「フォサマック錠35mg」「ボナロン錠35mg」週に1回服用タイプが製造承認された。
現在、本製剤は、フォサマック錠5mg錠、ボナロン5mg錠の1日1回、連日投与となっている。

現製剤は「起床直後の空腹時に多めの水で服用し、服用後30分間は何も口にせず、横にもなってはいけない」といった服薬上の制限あり、非常に使いづらい。

世界的には、90%以上が週1回製剤になっている。

吸収されたアレンドロン酸は、約50%が骨組織に分布し、骨組織表面に数週間滞留する。付着したアレンドロン酸を破骨細胞が取り込み、破骨細胞の働きを阻害し、骨吸収が抑制される。破骨細胞の活動期間は数週間なので、1週間当たりの累積投与量が同じであれば、連日投与でも週1回投与でも同程度の薬効。

安全性も、国内及び海外で行われた二重盲検比較試験結果で、副作用発現率などに連日投与と週1回投与とは同程度と確認されている。
私見)それではいつまで服用させればいいんだ??一生飲まなきゃならんのか?
5mg×7日=35mgということになるのか・・・

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