埋め込み型酸素吸入装置
2006.11.30 medical tribune
(要約) 
アーヘン工科大学Giorgio Gattaneoらは埋め込み型酸素供給装置(HMOX)を開発し、急性呼吸不全患者に使った。

下肢静脈から下大静脈に挿入し留置する、繊維束(真珠のネックレス状)を繰り出し、この中に酸素を送り込み、さらにミニチュアポンプで血液が均等に流れるようにする。このミニチュアポンプは心臓への負荷も軽減させる効果がある。

肺炎、中毒、重度外傷、感染症。さらには肺移植後のARDSへの応用が期待されている。


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