低用量アスピリンが新規喘息を抑制
Medical Tribune 2007.3.29
要約)
Brigham and Women's 病院(ボストン)加齢部のTobias Kurthらが大規模ランダム化プラセボ対照試験結果を報告(Amer. J. Resp. & Critical Care Medicine 175:120-125,2007)
・低用量アスピリンの隔日投与で喘息の新規発症リスクを32%減少させた。
・22071人の健康男性医師(40〜84才)を対象に1982から4.5年間調査
・11037例中113例、プラセボ群では145例発症した。
・喫煙、BMI、年齢の影響は影響がなかった。
・アスピリン喘息は喘息患者のごく少数である
・アスピリンが成人発症の気管支喘息発症を低下させる
・アスピリンが喘息患者の症状を改善することを意味しない
私見)信じていいのか? アスピリン喘息の減感作療法みたいなものなのか?

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