インジゴカルミン混入水による胃ろうカテーテル交換確認法の検討
MEDICAL ASAHI 2007.9
要約)胃ろうカテーテルの誤挿入防止方法
・交換時の確認は内視鏡による方法がスタンダードであるがすべてに行うことは困難
・胃ろうカテーテルから胃液の逆流を確認するのではなくインジゴカルミン混入水を注入して客観的かつ容易にベッドサイドで逆流の確認が出来る
・100mlくらいの注入が安全なようである。
・インジゴカルミン混入水の注入量が多くなると食道内逆流が多くなる
※:インジゴカルミンは腎機能検査試薬として使われている
インジゴカルミン注第一
1管中インジゴカルミン含量 20mg/5mL(0.4W/V%)
腎機能検査(分腎機能測定による)
通常インジゴカルミンとして20〜40mg(5〜10mL)を静注した後,膀胱鏡で初排泄時間を調べる。
1. 一般名
indigocarmine(インジゴカルミン)

2. 化学名
Disodium 3,3′-dioxo-[Δ2,2′-biindoline]-5,5′-disulfonate

3. 構造式

4. 分子式
C16H8N2Na2O8S2

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