日光不足が発癌を促す 2007.8.30 Medical Tribune |
要約) ・第44回ドイツ皮膚科学会でホンブルグ/ザール大学病院皮膚科Reichrath教授が発表 ・VDが発癌に関係する ・UV 照射でVDの90%が皮膚で産生される。in vivoでこのVDが発癌を抑える。 ・乳ガンの発生率は南北差が大きい。日光の強さで説明できる。 ・米国ではUV不足で年間2万人がガンで死亡しているとみられる。 ・膀胱ガンも日照の多い地域に少ない ・この事実は無制限な日光浴を推奨するものではない ・大量のUVの間欠照射は皮膚ガンの発生を促進する ・低量の慢性的暴露が発癌を抑制、日光浴は短時間頻回に行うのがよい ・血中の1,25-(OH)2ビタミンDが正常であれば心配ないとしていたが、前駆物質25-OHビタミンD濃度が<20μg/ml以下の低値の場合は危険 ・VDはかなりの高用量でも治療域に収まるのでサプリメントでも過常投与になる危険性は低い(4万U/day以上は危険) ・高齢者ホームで5万単位月1回で長期継続する方法もいいのでないか |
私見) UVはいったい悪いのかよいのかさっぱり分からん! |