チアゾリジン薬騒動の顛末 アクトスは”シロ” Nikkei Medical 2007.10 |
要約) ・アバンティア(ロシグリタゾン:日本未発売)が心筋梗塞の発症を高める ※Nissen,et al.NEJM,2007;356:2547-71 ・同じチアゾリジン系のアクトス(ピアグリタゾン)にFDAが警告を強化 ・FDAはアバンティアの販売継続を認めるが添付文書に心筋梗塞リスクに関する警告を追加を求める ・JAMA(2007.9)誌ではアクトスの心筋梗塞リスクは対照に比し0.82、予防効果があった。 ・心不全リスクを警戒するためにはアクトス処方時に定期的な心機能評価、BNP測定し、60〜70pg/ml以上あれば処方中止 |