ガス吸入冷却法による心肺蘇生法
2007. 11. 6 日経メディカル ONLINE
・心肺停止時、CPR後に低体温療法を行うと、心筋や中枢神経の障害が発生しにくく予後がよくなる。
・動物実験では、低体温状態にしてから心肺蘇生を行うと、除細動の成功率が高い
 パーフルオロカーボン系の冷却ガスと酸素の混合気を、カニューレで鼻腔から送り込む低体温療法を心肺停止直後から行う。
・冷却開始後ただちに頸部静脈温が低下し30分以内に32度程度になりプラトーになる。体幹温度は心拍再開から徐々に低下し、3時間程度で34度近くに下がる。


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