激症T型糖尿病 2007. 11 日経メディカル |
・風邪症状で死亡した男性が司法解剖、原因が糖尿病だった。高血糖で測定不能、点滴されたブドウ糖で状態が悪化した。 ・劇症T型糖尿病は自己免疫が関与しないT型糖尿病の亜型できわめて急速に膵β細胞が破壊され、ケトアシドーシスを発症する。 ・血糖が著明高値なのにHbA1cが正常か軽度上昇 ・急性T型糖尿病の2割くらいが劇症型でまれではない ・症状は風邪症状(発熱・咽頭痛)、悪心・嘔吐など上腹部症状 ・症状で口渇をみのがさないこと ・治療は生食の大量輸液とインスリンの持続注射で救命可能 ・平均発症年令は39.1才 ・女性で妊娠中に発症するものがある。妊娠中の風邪症状にはかならず血糖検査を。 |