糖尿病の食事療法−炭水化物だけ減らす
日経新聞 2008.3.18 夕刊
要約)
・日本の食事療法は総摂取カロリーの制限。カロリー比で炭水化物55〜60%、タンパク質20%、脂肪20〜25%。
・スペインでは卵・チーズは普通にたべてよい、オリーブオイルを使った魚介類料理もOK
・米国でも炭水化物の制限が主流。
・糖尿病の治療で血糖値をむやみに上げないことが重要
・炭水化物は100%糖に変化、タンパク質は50%、脂肪は10%未満。タンパク質、脂肪の血糖上昇はゆるやか。
・炭水化物を減らすだけでなく極力食べないという食事療法もある。
 高雄病院(京都市)ではパン,米、イモ類は3食とも抜くか昼食だけにする食事療法実践。玄米に変えている。
・300人以上の患者で80%で血糖値コントロールガよくなった。
炭水化物を減らしても総カロリーが3000Kcalを超えると効果がない。

炭水化物が多い食品
・デンプン→パン、こめ(白米)、めん類、マメ類(大豆は除く)、イモ類
・乳糖→牛乳、ヨーグルト
・果糖→果物、野菜(カリフラワー、ニンジンなど)、野菜ジュース
・ショ糖→アイスクリーム、ケーキ、チョコレート
??しかし、以前は米が糖の吸収が緩やかで、血糖値が急激に上がらないなので、米食にせよと言われたのだが・・・

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