韓国の最新医療事情
Medical Tribune 2008年3月27日
要約)
・韓国とポーランドの最近の10年間GDP国民総生産の伸び率は7%(日米がは3 %)
・国民皆保険制度を確立、自己負担額も2 割以内,政府負担は保険料の60%
・韓国の保険制度は1977年に導入された。現在では96.4%が国民保険や企業保険に加入
・日本の平均寿命は82歳,乳児死亡率は3.6で世界第 1 位で,医療システム度も第 1 位であり,米国は15位、
・韓国の病院数は1,500、病床数は30万床と,人口比でほぼ米国並、日本は9,000病院,125万床
・医師数は 9万2,000人、韓医が 1 万2,000人、看護師は 24万人(日本90万人),歯科医は 2 万3,000人(日本 8 万人),薬剤師は 5 万3,000人(日本16万人)
・入院日数は10日(日本22.2日)、年間の外来受診回数は国民 1 人当たり9.5回(日本16.0回、米国5.8回)
・医科大学は6 年制で,インターンおよびレジデント制度、医学校数は30校,年間卒業生は2,400人(日本は80校,8,000人)
・女性医師の数は16%,医学校入学者は35%。
・韓医大学は11校(3 校は韓医学のみの専門校、8 校は西洋医学も統合)。1 万2,000人の韓医が100の病院と7,000の韓医院で診療を行っている。
・日本の漢方は明治時代に軽視されたが,韓国では韓医学は現在でも一般に普及している。
・包括支払い(DRG方式)は10種類あるが,他はすべて出来高払い


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