抗菌薬の使い方・考え方の基本
ASAHI Medical 2008.8 |
一部要約 神戸大学付属病院 感染症内科 岩田健太郎 ・重症とはなにか?→ 感染症では意識状態とバイタルサイン ・意識状態、血圧、脈拍数、呼吸数、体温、酸素飽和度が重要 ・体温は重要度が一番低い。微熱であっても高熱であっても治療法は変わらない。低体温の方が怖い。 ・血圧、呼吸数の方がはるかに重要 ・CRPは感染症の重症度とは関係ない。CRPばかり目安にすると重症感染症を見逃す。 ・体温、CRPはどの抗菌薬が正しいか教えない ・マニュアルとしては『サンフォード感染症ガイド2008(第38版)』ライフサイエンス出版 ・CRPが陰性化するまで抗生剤を使うようなことはしない ・あらかじめ決めた期間抗生剤を使えば大丈夫 ・フォローの喀痰培養などはやらない。 |