高齢者のインシュリン療法
ASAHI MEDICAL 2008.11 |
SDMメーリングリストから ・HbA1c6%のコントロールはきつすぎる。7%台で十分。 ・高血糖によるQOLの予防とDM性昏睡の予防でよい ・日本糖尿学会の高齢者へのガイドライン @FBS140mg/dl以下 AHbA1c7%以下 B糖負荷試験2時間値250mg/dl以下 C糖尿病性網膜症または微量アルブミン症例では厳格な治療を ・高齢者は低血糖に鈍感である(無自覚性低血糖)、インスリン拮抗ホルモンの分泌遅延がある。 ・どうやって低血糖にしないようにするのかが重要 ・後期高齢者の網膜症、腎症への進展は遅い ・持効型インシュリンなら注射時間が数時間ずれても血糖コントロールに差はない ・独居高齢者では訪問看護師のインシュリン注射の回数に限界があるので持効型インシュリンに頼らざるを得ない(自己注射が出来ない高齢者に対して) |