カマグで死亡例の報告
2008. 11. 27 11月27日19時11分配信 毎日新聞
この報道によると
・2005年4月〜2008年8月にカマグによる副作用報告が15件あり、うち2人が死亡した。
・高齢者に長期間処方している場合は血液中のマグネシウム濃度の測定を行うよう製薬会社に使用上の注意の改訂を指示。
・酸化マグネシウムは腸の中に水分を引き寄せて腸の運動を亢進する作用で便秘を改善する。
・推計使用者は年間延べ約4500万人。
・15件の副作用は、服用が原因で意識障害や血圧低下などにつながったと思われ症例あり。
・このうち認知症があり、他の薬と併用して長期投与を受けていた80代の女性と70代の男性が、ショック症状などで死亡。
・15人中13人は、服用を半年以上続けていた。
参考)
・にがり(マグネシウム カルシウム カリウム)のとりすぎで死亡例がある。
・下剤でスイマグ(水酸化マグネシウム水溶液)というのもある
・マグネシウムはカルシウムイオンと拮抗的に働き、筋収縮を阻害する。
・軽度のマグネシウム濃度の上昇は不整脈を防ぐが、過剰摂取では筋収縮が阻害され、心停止や筋肉壊死を起こす。

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