セレスタミンはよく効く抗ヒスタミン剤ではない 日経メディカル2009年3月号「トレンドビュー」より |
・抗ヒスタミン薬とステロイド薬の合剤 ・d-クロルフェニラミンマレイン酸塩・ベタメタゾン配合剤(商品名セレスタミンなど) ・プレドニゾロン換算で1錠中2.5mg、シロップ剤には1mL中0.5mgのステロイド含有 ・適応は、慢性例を除く蕁麻疹、湿疹・皮膚炎群の急性期や急性増悪期、薬疹、アレルギー性鼻炎・即効性も高く、重症のアレルギーには欠かせない古典的な治療薬 ・セレスタミンの安易な使用は控えるべきだ ・セレスタミンにステロイドが含まれることを説明していないことがある ・副作用例 ・1歳ごろから、アトピー性皮膚炎の痒みでセレスタミンシロップを5カ月内服。身長の伸びが停止し ・通年性のアレルギー性鼻炎でセレスタミンを1日2錠(分2)服用。2年間の内服で女性化乳房。 ・難治性の皮膚掻痒症でセレスタミンを1日2錠(分2)で2年間内服。高脂血症を発症し、セレスタミンを減量し中止し、高脂血症は改善。 ・セレスタミンは“よく効く抗ヒスタミン薬ではない |
私見) 確かにおっしゃるとおり 風邪薬として処方されていることがある。 |