ロコモティブ・シンドローム(locomotive Syndrome) ASAHI MEDICAL 2009.3 |
・運動器の障害によって要介護状態および要介護リスクが高くなっている状態 ・自覚症状なしに進行する ・自己チェック(参考:日本医師会総合政策研究機構・東京都老人総合研究所報告書) 1)片足立ちで靴下がはけない 2)家の中でつまづいたり滑ったりする 3)階段を昇るのに手すりが必要 4)横断歩道が青信号で渡りきれない 5)15分くらい続けて歩けない 上記、1項目でも当てはまれば『ロコモ』 ・ロコモは状態であるがデータがそろえば病気になる ・ロコトレ(ロコモーショントレーニング)法 ◎立ち座り訓練とタオルギャザー(椅子に座って足指を開閉して床に置いたタオルをたぐり寄せる。足裏全体で行う) ◎開眼片脚起立訓練(バランスが悪いときは机を横に置いて軽く手をついてもよい) ダイナミックフラミンゴ療法ともいう 通所施設では平行棒で行う、床にスポンジ板など(少し不安定にする)に変えておくのもよい ・片足立ちは両足立ちに比べ2.75倍の負荷、1分間の片脚起立訓練で約53分の歩行に相当 |