特異的経口耐性誘導療法(SOTI)
日経メディカルオンライン 2009. 4. 16
・入院させて行う卵白食事アレルギーrush SOTI(Specific Oral Tolerance Induction)
乾燥卵白粉末を混ぜた飲料と混ぜていない飲料を使って二重盲検で負荷試験を行う
・症状が発現閾値決定
閾値以下の量から投与を開始
1日5回を目標に、乾燥卵白粉末を毎日漸増
・乾燥卵白粉末の摂取量が一定量まで達したら、加熱卵の摂取に変更
卵1個(加熱卵白約60g)の摂取を目標
・アレルギー症状が発現時は、必要に応じて治療
・膨疹には抗ヒスタミン薬の内服、軽度喘鳴に対して気管支拡張薬を吸入
・アナフィラキシーなど重篤なアレルギー症状なし
・平均9日、実日数では平均12日で、全員が卵1個に対する耐性を獲得した
・SOTIでなぜ耐性が誘導されるか機序不明
アナフィラキシーの可能性あり、入院させ、医師が監視し慎重に実施すること
安易に行うと非常に危険
私見)
以前からやっている減感作療法とどこが違うのかよく分からない?

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