米フードスタンプ利用急増
『世界いまを刻む』より
2009.8.30朝刊34面 日経新聞
米国の生活保護についての記事がありましたので参考までに
・フードスタンプは低所得者の生活保護で1960年に制定
・収入が貧困基準以下の世帯にスーパーなどで食料品と交換できる金券を配布する
・09年5月時点の受給者は1500万世帯延べ3400万人(国民の10人に1人;米国の人口約3億人)
・家族7人の給付総額は1ヶ月で300ドル
・従来、紙のクーポン券だったが、券を売り飛ばす受給者がいること、印刷・送付に手間がかかる
・09年6月から磁気カードの『EBT』カードに1本化している。
・受給者がこのカードで買い物をすると政府が受給者に用意した専用口座から代金が引き落とされる
・カードには顔写真、申請時に署名と指紋の採取が義務化されている
・受給者はクレジットカード感覚で使え他人に制度使用が悟られない
・会員制度量販店BJ’sホールディングクラブは15の州でスタンプ受け入れを開始し、売り上げ増を見込んでいる
・青空市場でもスタンプ受け入れを考えている。
私見)
日本でも省力化の観点から参考になるのではないか。

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