勤務医の健康を守る病院7ヶ条
医師が元気に働くための7ヶ条
日医ニュース 209.09.20
【勤務医の健康を守る病院7ヶ条】
その1 医師の休息が、医師のためにも患者のためにも大事と考える病院
    必要な睡眠時間や少なくとも週1日の休日がとれる体制が必要です。

その2 挨拶や「ありがとう」などと笑顔で声をかけあえる病院
    挨拶から始まる良好な人間関係こそが職場の財産です。

その3 暴力や不当なクレームを予防したり、組織として対応する病院
    事例の多くは組織的対策により予防や早期解決が可能です。

その4 医療過誤に組織として対応する病院
    医師個人の責任ではなく、組織としての対応が医師・患者に必要です。

その5 診療に専念できるように配慮してくれる病院
    業務の効率化・補助者の導入などで負担が減ると、診療の効率もあがります。

その6 子育て・介護をしながらの仕事を応援してくれる病院
    柔軟な勤務時間、妊娠・.育児中の勤務軽減、代替医師の確保が望まれています。

その7 より快適な職場になるような工夫をしてくれる病院
    清潔な仮眠室や休憩室、軽食がすぐに食べられると元気がわきます。


【医師が元気に働くための7ヶ条】
その1 睡眠時間を充分確保しよう
    最低6時間の睡眠時間は質の高い医療の提供に欠かせません。
    患者さんのために睡眠不足は許されません。

その2 週に1日は休日をとろう
    リフレッシュすればまた元気に仕事ができます。休日をとるのも医師の仕事の一部と考えましょう。

その3 頑張りすぎないようにしよう
    慢性疲労は仕事の効率を下げ、モチベーションを失わせます。
    医療事故や突然死にもつながり危険なのでやめましょう。

その4 「うつ」は他人事ではありません
    「勤務医の12人に1人はうつ状態」。
    うつ状態には休養で治る場合と、治療が必要な場合があります。

その5 体調が悪ければためらわず受診しよう
    医師はとかく自分で診断して自分で治そうとするもの。
    しかし、時に判断を誤る場合もあります。

その6 ストレスを健康的こ発散しょう
    飲んだり食べたりのストレス発散は不健康のもと。
    運動(有酸素運動や筋トレ)は健康的なストレス発散に最も有効です。
    週末は少し体を意識的に動かしてみましょう。

その7 自分、そして家族やパートナーを大切にじよう
    自分のいのち、そしてかけがえのない家族を大切に。
    家族はいつもあなたのことを見守ってくれています。


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