医師と歯科医師の連携で安全な抜歯を Nikkei Medical 2009.9 |
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・抗血栓薬を服用する高齢者が増加し、同時に抜歯治療の必要な人も増加 ・抜歯時の抗血栓薬管理が重要 抗血栓療法中の抜歯に関するガイドライン
・ワーファリン中止に伴う脳梗塞発症事例(国立循環器病センター)
・2003年の10ヶ月間の脳梗塞発症23人が入院 ・入院時PT-INR(Prothrombin Time-International Normalized Ratio)は1.20と低値 ・NIHSSスコア(脳卒中急性期重症度スコア)の中央値19点で重症 ・全例が心原性脳塞栓 ・6例が退院時に介護が必要 ・8例中4例が抜歯に伴うワーファリンの中止 中止日数は中央値4.5日 中止から発症まで7.5日 典型例は4〜5日中止し、再開後2〜3日で発症 ・アスピリン中止症例の方が発症が多い ・ワーファリン投与していてもINRが3.0未満なら使用継続下で抜歯可能 ・抗血小板薬では服用継続下で抜歯可能 ・局所止血を確実に行うこと ・術前72時間以内にINRを測定すること(歯科医師に連絡すること) |
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