疲弊する地域医療H
『医療保険』
日経新聞2009.10.19
民間保険では加入者を病気にかかるリスクの低い人に限定
・病気にかかりやすい人が加入するためには高額な保険料を支払うことになり、無保険者が出る
米国を除く先進国では公的保険制度があり、医療は国民が等しく受ける権利であるという理念
・保険料を多く徴収できる大企業の組合健保、公務員の共済組合には国の助成しない
・中小企業従事者の全国健保保険協会(協会健保)給付費の13%を国が助成
・自営業、非正規雇用者、年金生活者の国民健康保険(国保)は給付費の40%〜80%国が助成
・保険の統合は難しい。
 ・大企業の健保の間でも給与水準、年齢構成で保険料は最大で3倍の格差
 ・国保でも市区町村の事情で保険料に3倍以上の格差
 ・違う種類の保険の統合は保険料を算定する基本となる所得補足法が異なり格差解消は困難


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