入院患者にしばしば起こる足の落屑
Nikkei Medical Online 2009. 11. 20 |
・長期臥床の入院患者に足底の皮がボロボロむける人がいる ・足白癬ではないか? ・この症状を「廃用性落屑」という ・足底に外力が強くかかり皮膚が分厚くなるが、長期臥床すると足底部に圧が加わらず厚くなっていた足底部の皮膚が薄くなっていき、不用になった角層がはがれていく ・白癬菌検査を施行し、白癬を除外診断する ・膜状の落屑を呈する他疾患として猩紅熱や中毒性ショック症候群、川崎病などあり。 ・ビタミンA過剰症、抗癌剤による手足症候群でも同様の症状を起こす ・2カ月前後で経過するが、治療としては尿素軟膏やサリチル酸ワセリンの外用 ・畑仕事や工事現場など、手をよく使う職業の人が入院すると、手掌部に落屑が見られることがある |
私見)そう言えばよく見るようです・・・ |