小児肺炎球菌ワクチン
日経メディカル 2009. 11
・小児向け7価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV7)プレベナー』2009年10月16日厚労省承認
・ワイスが2010年春発売予定
・90種以上の肺炎球菌ワクチンの莢膜多糖体のうち、小児に侵襲性感染症を起こしやすい7つの血清型を無毒化したジフテリア毒素タンパク結合させたワクチン(免疫原性の高い結合型ワクチン)
免疫機構が不十分な乳幼児では莢膜ワクチン(ニューモパックス)を接種しても抗体産生が不十分
・PCV7は肺炎球菌による髄膜炎を約75%予防
Hibワクチンを合わせて接種すれば髄膜炎の発症率を大幅に低下する
・乳幼児のワクチン接種が間接的に高齢者の感染を抑制する効果が期待
・PCV7は中耳炎(肺炎球菌由来)の約6割を予防できる
・接種回数4回で1回7000円


もとに戻る