宇宙空間での骨粗鬆症、尿路結石リスクの予防 Medical Tribune 2010.01.07 |
・重力下では自重を支えるように骨中と血中のCa濃度を調節している ・無重力では加重負荷が著しく減少し、骨への刺激がなくなり、骨中のCaが血中に流出し、血中Ca濃度が上昇 ・そのため、尿路結石が引き起こされる ・骨粗鬆症では1年間で1.5%骨量が減少(大腿骨頸部) ・宇宙空間では1ヶ月で1.5%減少、約10倍骨量が減少 ・骨強度は宇宙では1ヶ月で25%低下 ・宇宙でアレンドロネート毎週70mg服用(日本の常用量の2倍)で尿中のCa排泄は増加しなかった |
参考)フォサマック35mg(万有)、ボナロン35mg(テイジンファーマ) 通常、成人にはアレンドロン酸として35mgを1週間に1回、朝起床時に水約180mLとともに経口投与する。 なお、服用後少なくとも30分は横にならず、飲食(水を除く)並びに他の薬剤の経口摂取も避けること。 |