ミリ波は、波長10mm〜1mm、周波数30GHz〜300GHzの電磁波である。英語でExtremely High Frequencyであることから、EHFとも呼ばれる。
現在日本においては、60GHzの周波数を用いて無線通信に用いようとしている。また、極めて狭い指向性も可能であるので、車載レーダーや、今後空港で導入が進むとされている衣服の下を透視する全身スキャナー等に用いられている。
また、長野県にある国立天文台野辺山宇宙電波観測所などでは宇宙からやってくるミリ波の観測が行われており、星の誕生やブラックホールの研究において世界的な成果があがっている。
ミリ波帯の伝送線路として、NRDガイドが有名。
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