プロトロピックなど2種のアトピー性皮膚炎治療薬で発がんの可能性 2010.3.22 日経新聞 夕刊34面 |
・FDAは2004年1月〜2009年1月の5年間でアステラス製薬の『プロトロピック』(一般名:タクロリムス)など2種の薬剤で46人が白血病、皮膚ガンを発症し、4人が死亡と発表 ・適応対象外への使用、長期間使用など使用法が守られていない ・ノバルティス社(スイス)の『エリデル』(日本未発売)も問題が指摘されている ・FDA調査で0〜16才でプロトロピック使用者15人、エリデル使用者27人、両方使用者4人の計46人が皮膚ガン、リンパ腫、白血病を発症 ・うち ・50%が添付文書で『使うべきではない』とされている2才未満使用 ・41%が『安全性が確認されていない』とされる1年以上の使用 ・プロトロピックで発がん症例の子供の26%が成人用0.1%製剤を使用 ・FDAは使用法について注意喚起 |
私見) 適応外使用をすべて禁止するならかなりの薬が使えなくなるのでは? |