CAP、HAP、VAP、HCAP
メディカルトリビューン2010.03.18 |
|||||||||||||||||||||||||||
CAPの中で原因菌が異なる耐性菌感染症が多い。 不適切な抗菌剤が使われ、死亡率が高いものが存在する。 CAPからHAP、さらにHAP/VAPへと移行するにつれて多剤耐性菌による感染リスク死亡率ともに高くなる
・多剤耐性菌リスクがない→レスピラトリーキノロンまたはセフトリアキソン(ロセフィン)などのβタクタム系の単剤投与 ・非定型型病原菌の可能性あり→アジスロマイシンの追加 ・多剤耐性菌ののリスクあり→広域セフェムまたはイミペネムとレスピラトリーキノロンの併用 ・MRSAの可能性→リネゾリドやバンコマイシンの追加 ・日本でのHCAP定義での問題点 ・病院・医療施設の定義に問題点→病院は大学病院、救急救命センター、透析病院、長期療養型と幅が広い ・そこで発生する肺炎をすべてHAPとするのか ・長期療養型病院はHCAPと考えるべきではないか ・日本ではHAPの中にHCAPが含まれている ・米国では入院基準がきびしいのでHAPは重症である ・日本では軽症から重症までHAPはさまざま |
|||||||||||||||||||||||||||