フィンランド症候群 日本内科学会 雑誌 2010;99:89 |
・昔、フィンランドではアル中が多いためフィンランド保険局が調査を行った ・会社員男性をタバコは吸わない、酒はほどほど、きちんと健康診断をうけるグループ600人と同年齢で酒もタバコもやりたほうだい、全く健康管理をしない群600人の比較を10年間行った ・10年後の結果では厳重に健康管理した群の方が死亡率が高かった ・保険局は結果を公表しなかったが研究者のDrが発表してしまった。 ・それでこれをフィンランド症候群と言われるようになった。 ・コレステロールは細胞膜の形成、ホルモンの原料になっている ・コレステロールの高い人はガンになりにくい ・むやみやたらにコレステロールを下げると精神的に陰鬱になる。 ・そのためか、フィンランド症候群では自殺者が多かった ・貝原益軒も養生訓で強制的に規則正しい生活をすると精神的にまいってしまうと書いている ・精神的な束縛は免疫系を弱くするらしい |
私見)なにごともほどほどにということか・・・ |