Lアラビノース
MEDICAL ASAHI 2010 May別冊
・2010年3月以降、低カロリー甘味料は特別用途食品から除外され『肥満症・糖尿病の方に』の表示が出来なくなった
Lアラビノース(商品名:アラビノシュガー)はショ糖分解酵素に作用して砂糖の分解を阻害し、ブドウ糖の吸収を抑制し食後血糖の上昇を抑制
・他の二糖類、多糖類(でんぷん)には作用しない
・Lアラビノースはインゲン豆、キャベツ、とうもろこしに少量含有、砂糖の60%の甘味度
・繁用低カロリー甘味料はカロリー抑制は出来るが下痢や軟便が現れるときがある。
・最近、低カロリー甘味料がインスリン分泌を促進するという報告もある(とりすぎは低血糖誘発の可能性)
・糖質は不可欠なエネルギー源で貴重な栄養素なので適切な摂取が必要
・糖質(炭水化物)は分子構造により3種に分類される
 @単糖類:ブドウ糖、果糖
 A二糖類:砂糖(ショ糖)、乳糖、麦芽糖→@、Aは小腸からの吸収が速く食後血糖の上昇
 B多糖類:でんぷん、グリコーゲン→消化吸収に時間を要するので食後血糖の上昇は緩やか
・二糖類の過剰摂取には注意が必要
・ようかんには一切れ30g、大福1個には16gの砂糖が含まれる


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