社会人とプライド

〜掲示板より〜

ご意見編

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●プライド

たつ さん(2001年 09月 18日 14時 03分 58秒 )
 日本においては高学歴の女性ほど労働市場での生存率が低い──
上智の平尾さんもそうおっしゃってました。(ちなみに専門用語では「生存率」というそうな。怖いかも)
 私がレジ打ち、ウェイトレスをしないのは、プライドもあるけど、どー考えたってそういう業界では私は無能としか思えないんだもん。 そういえば卓也ママさんが靴下の値札の付け替えの内職をしていた時にご夫君が「情報処理技術者1級(ちがったかな?)の資格を持っていてその仕事はもったいないよ」とおっしゃったそうです。
 卓也ママさんはウエイトレスをしようが、靴下の値札内職をしようが有能な方だっただろうと思うし、ご本人はプライドが高いとは思えない。でも今また彼女が値札内職をするといったら私もまたご夫君同様「それはもったいないよ」というと思う。
 そういう意味でもフリーランスという立場は、プライドも満足できて収入的にもパートよりは上で(始めたときは下だったけど)心地よい働き方なんですけど。

●切羽詰まっていたら選んでいられない

ゆうき さん(2001年 09月 18日 16時 29分 18秒)
 仕事に向き不向きがあるのはもちろんわかっているけれど、切羽詰まっていたら、選んでなんていられないと思います。
 レジ打ち、ウエイトレスをするのに、どうしてプライドを捨てなくてはいけないのか、私にはよくわからないのです。そうなると、もともとホステスをやっていた私はもっと落ちた人間になってしまうのでしょうか?
 たとえ、フリーターだって、自分で稼いで、自分で生活できれば一応社会人だと思っている私です。専業主婦だって、一応稼ぎ主であるだんな(つまり雇い主)がそれを望んでいるから成り立っているのだと思うし。会社員の安定は、今までは保障されていたかもしれないけれども、これからはそれもわからない時代になってきましたよね。それにしがみつかなくてはいけない理由がとりあえず私には見つからなかったし、とりあえずだんなも養ってくれてるし、という恵まれた環境の中で私は『フリーランスの道」を模索しているのですが。
 どっちにしても、子育てに拘束されたことのない人(つまり、ずっと会社人間で子育てに関わった事のないオジサンや、独身の人たち)にはこの問題は身近ではないということは確かなのではないでしょうか? ・・・どうりで自治体もなかなか動かないわけだ。

●生存率

網野 千代美 さん(2001年 09月 18日 16時 49分 07秒 )
 生存率、私は高いかも。なんとなく。お愛想笑いもいい線いってるし。
 ただ、レジより商品陳列、ウエイトレスより皿洗いの方が好きだな。
 気が弱いから訪問販売とエアコンクリーニングの電話セールスはだめかも。

●パートとプライド

網野 千代美 さん(2001年 09月 18日 16時 49分 07秒 )
 忸怩たる思いはあれど、そうはいっても今の自分の働き方が、等身大の自分の姿なのではないかと…。
 構造がゆがんでいるせいでそうなったと言えなくもないけど、私はこんなんじゃないと思ったら、選ぶ道はそれなりにあるような、ないような、ないような、あるような…
 どっちなんだ。

●社会人とプライド

たつ さん (2001年 09月 18日 19時 36分 13秒 )
 えー、私の同級生の話です。
 彼女はお医者の娘で、お嬢様大学を卒業して、福井のテレビのレポーターをした後、お見合い結婚で専業主婦になりました。
 「なーんか毎日つまんないのよねー。仕事でもしようかしらー。かといってレジ打ちなんてできないしねー」
 そりゃあ、あんたには務まらないだろうと思ったけど、やっぱり「あそこのお嬢さんがレジ打ちしてる」と言われるのはつらいと思うよ。
 生きていくためならなんでもできるかもしれないけど、そんなにせっぱ詰まっているわけでなければ。

 もうひとつ思い出したエピソード。  家業が思わしくなくて、父が全然働かないで、収入に困った頃、母が新聞配達のアルバイトをはじめた。手に職もないし、家業の事務にさしつかえない範囲で収入をえるには他のことは思いつかなかったのだと思う。  母は旧家のお嬢さんだったので、祖母には内緒にしていたのだけれど、叔母経由で祖母にその事実が伝わってしまった。母は怒られるか悲しまれるかと思ったそうだが、祖母は「あっこちゃん、えらいね。さすがはお母様の娘だわ」とだけ言ったという。 話、それまくり。 まあ、よけいなプライドは捨てた方がいいということでしょうか。

●有能と無能のはざまで

moo さん (2001年 09月 18日 21時 34分 00秒)
●無能
メニューが覚えられない
計算が遅い
かわいくニッと笑えない
という無能な私はチロリアンの制服の飲食店を早々にクビになりました>学生時代
●有能
美大生の頃、画廊に交渉して「オタクの絵を売ってあげるから、タダで1ヶ月、画廊を使わせろ」と言い実行しました。そして現在では「協賛金を出せ」とクライアントを脅す女になりました。
●結局
書類が整理できない
帳簿を完璧につけられない
アポをすぐ忘れる
等々の理由から複数の人にお世話を受けないと仕事のできない女になってしまいました。
ということで現在に至る。

●いつでもちゃんとやることだけやる

卓也ママ さん(2001年 09月 18日 22時 57分 44秒 )
 あのーこんなこと書くと恥ずかしいんですけど、ぜんぜん仕事とプライドについて考えたことないです。いつでもちゃんとやることだけ考えてます。
 それがたまたま、デニーズのお姉さんだったり、晴海のコンパニオンだったり、解析屋だったり、靴下内職だったり、PCサポート業だったりします。
 ほかにもいろんな仕事してるんですよ、わたし。
 子供が生まれてから1回やった仕事なんだけど、役場の戸籍謄本をマイクロフィルム化する手伝いで、原本の閉じたやつからクリアファイルにうつす作業をペアで作業するってもんです。私の作業が早くって、一緒にやった子が、「そんなにまじめにやらなくっていいじゃん」とかいうんですよー。
 そう、私は、たぶん、まじめなんです。はい。
 自分で最近気づいたことは、あることのトレース、真似事をするのがすごくうまいこと。二日あればなんでもエキスパートもどきになれます。
 会社ね〜、妊娠トラブルがなかったらたぶんそのまま勤めていて論文とか書いていたとおもうけど、なにせ、まっとうな人間生活しなきゃならなかったし、旦那の方が明らかに優秀なんでいさぎよく去りました。でも元会社、夫婦で同じ職場で働いているヒト多いです。
 あのまま働いていたら、もっと楽にもっと裕福な生活が出来ていただろうとおもうとちょっと悔しいです。(定時に帰れる旦那ならなあ〜)
ああ、すいません、やっぱりまとまりませんでした。ただ言いたいこと書いています。

●誰にでもできる仕事なんてない

たつ さん( 2001年 09月 19日 10時 30分 58秒)
 プライドよりもやっぱ向き・不向きでしょうかね。
しかし、なぜ社長がチロリアンな制服のウェイトレスなんていうアルバイトに応募してしまったのか知りたいです。当時は自分を見極める力がなかったのでしょうか? しかし採用する方も採用する方だ…。
 思うに「誰でもできるかんたんな仕事」ってよく求人に書いてあるけど、そんな仕事ないよねー。

●話はそれますが

まるみねこ さん(2001年 09月 19日 12時 51分 55秒 )
 20代のころの思い出です。写真がすごく好きだったので、自分で撮影するのは無理にしてもなにか近縁業種の仕事をしたいなと思い、とある写真館の受付の仕事に応募したことがあります。
履歴書もって面接にいったところ、「こんな立派な経歴の方は、ウチではちょっと……」と、断られてしまいました。
 「ウチには中卒もおりますし、定時制高校に通いながら勤めている者もいます。こんな一流大学に通ってらした方はとてもとても」と言われました。「なんと理不尽な」と思いましたが、やっぱり、職場の人間関係に配慮しなければいけない立場の人としては、学歴や年齢の低い人が、高い人の上司や先輩になるのは避けたかったのでしょう。
 学歴……。書類の上のことだけではないような気がします。うまく言えませんが、「住み分け」のようなものは、やっぱりあるのかしら。今は違うのかしら。
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