母が働くということ

〜掲示板より〜

◆問題提起◆

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訳あって匿名さん(2001年 09月 17日 16時 25分 50秒)

●いろいろと難しいものである

 いま仕事をさせてもらっている会社でいろいろあって、ため息をぼわーっとついたところである。悩みのポイントは「子供がいる女ってだけで、なんであらかじめ評価が低くなるのか」ってことだ。でも、わかりやすい形でガッツを見せなかった私にも責任はある。だからこそ悩みも深い。
 「だって子供と仕事どっちが大切かっていったら、子供が大切なんでしょ?」とある人は言う。私はそれに対して、「そんな、比べられるようなものじゃないですよ。期日までに仕事を仕上げるためには、もちろん持ち帰り仕事もします、いえ、現にやっています。でも、それ以前に、“持ち帰りや休日出勤をすることなく、どうしたら仕事をスケジュール通り順調に仕上げられるか”を最初に考えます。だから“どちらか”ではなく“どちらも”無理なくするにはどうしたらいいかをいつも考えています」。
 だが、どれだけ言っても通じない。「でも、いざとなれば子供でしょう?」。それは私もわかる。保護者会だ、子供の急病だと、私もよく会社を休む。
 でも、こういっちゃなんだが、私は子供のために、あるいは自分自身のためにだって、仕事に穴をあけたことはない。いつ保育園から呼び出されるかわからないからこそ、頭も使ってきた。

ピンチのときも考え、工夫して、人脈を頼り、あるいはお金を使って、あらゆるリソースをやりくりして、なんとかのりきってきた――ある時は連れ合いに半休とってもらい、ある時は連れ合いが帰宅してから仕事に行き、自腹でバイク便とばし、親しくなった営業マンに自宅まで青焼きをもってきてもらってダイニングテーブルでチェックもした。自宅に会社以上の設備投資をしているのも単に趣味のためじゃない。
 こういったさまざまな工夫は上司の目にはまったく見えない。でも、徹夜で働いている人の姿は上司の目にはよく見えるものだ。

●だがしかし

子持ち女が仕事があるだけでマシってのもまた現実である。保育園ママの代表的な職種といえば、看護婦、保育士などのほかは、ウエートレス、レジなど。民間企業にどんな形であれ食い込んでいるというだけで、「非常に」恵まれていることもまた事実。先日の台風では、この掲示板にもあったが、友人の保育園でも園児の大半がお休みだったそうだ。つまり「ママ」に期待される仕事の役割とはこの程度なのだ。

●今は

「ヤケになるな。真面目に職務を果たせ」と自分を励ましている。そして、仕事をしながら家庭をもち、趣味も楽しんで、こんなにバランスのよい生活はないのだ、と、感謝すること。

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