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場所:多摩川下流・大井埠頭(ツアー・オブ・ジャパン) 日時:1999/05/23(日) 10:00〜16:00 距離:66Km 平均:18Km/h バイク:MIYATA ALFREX 夏のような陽気でした。気温もぐんぐん上がり真夏日にはならなかったものの、体感的には「真夏」です。そんな日に、東京 大井埠頭で行われている「Tuar of Japan」を観戦するために多摩川下流を走ることにしました。 はっきり言って、休日の多摩川下流(登戸より下流を意味します)は好きではありません。こちら方面の河川敷は上流に比べるとグラウンドが多いからです。休日ともなると少年野球やら社会人野球やらサッカーやらキャッチボールやらで人があふれ、それらが周りに気を配ることなくサイクリング道路を横切ったり道具類を振り回すので、急ハンドルや急ブレーキになって気が気ではありません。それに、道幅もあまり広くないので、走る楽しみがやや減少してしまいます。まあ、そんな時は堤防上のサイクリング道路ではなく河川敷に作られた道を走ります。未舗装なのでタイヤが細いと少し辛いですが、道幅は十分あるので快適です。 下流の楽しみはなんと言ってもだんだん開けてくる視界にあります。川沿いの住宅やビルは徐々に密集してきますが、川幅が広がることによって川の上の空間が広がり(当然川の上には建物は無い)、青空の面積が増えてくるので爽快です。冬の青空もいいですが、夏の青空もいいですね。そこに積乱雲が湧き上がるともっといいです。 ![]() 多摩水道橋から二子玉川、さらには丸子橋あたりまでの右岸の見所は、川原に植えられた色とりどりの花です。名前は知りませんが原色のきれいな花が花壇を作っています。春の花は桜に代表されるように淡い色の花が多い気がしますが、初夏のこの時期は原色の花が多いようです。赤や紫やオレンジや黄色。見ようによっては暑苦しいと感じるかもしれないですが、夏らしいと言えば夏らしいです。また、右手のほうには田園コロシアム(って言うんだったか?)が屋根を見せています。まだ行ったことは無いのですが、ちょうどよいコースなので猛暑になる前に足を運んでみるつもりです。 ガス橋を渡ってここからは左岸を進みます。直進しても良いのですが、その場合川を渡るのが面倒になるため、ここで渡っておきます。徐々に住宅街から工場が増え、第2京浜(国道1号線)を過ぎるあたりから多摩川は大きくS字にカーブします。実際に見ても大きくカーブしているのが分かるし、地図で確認するとはっきりと分かります。昔地理で習った「三日月湖」って言うのがありますが、将来はそうなってしまいそうです。 六郷橋を超えると流れは穏やかになり、所々に干潟ができています。水鳥が休んでいたり餌を啄ばんでいたりしているのでしょうが、サイクリング道路からははっきり見えません。いつもはこのあたりの河川敷の、芝生が植えてある公園で寝っ転がって昼寝をしたり本を読んだりして過ごすのですが、今日は大井埠頭まで行かなければなりませんのでお預けです。 前方に見えてくる吊り橋タイプの橋が大師橋ですが、サイクリング道路はその少し手前で川沿いから左にそれていきます。ちょうど「だいすき(日本テレビ系)」で3人が間違えた場所です。ここは左に逸れずそのまま川沿いを進みます。堤防が視界を遮るようになってくると潮の香りもしてきて、東京湾が近いことを教えてくれます。堤防越しに赤い鳥居が見えてくるとそこは弁天橋、多摩川河口終点です。 ![]() 大井埠頭へは産業道路を利用します。第一京浜と合流した少し先の「平和島」への案内板に従って右折します。いつもの事ながら、平和島では当てずっぽうで走ります。実は大井埠頭の地理を良く把握していません。今まで何回もこのレースを見に来ているのですが、大体の目星で走ってコースにぶつかるのを待つ、と言う状態です。 レースは、途中の周回のスプリントを間近で見られたものの、テレビ中継で見るような駆け引きが良く見えなくてちょっと残念です。スタンドなどがあれば良いのでしょうが、あの場所ではせいぜいフェンスによじ登って見るしかないでしょう。(サポートカーのバトルが結構迫力ありました。) 暑さが激しくなり、今中大介さんにサインをもらって帰りました。 |