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(JR東日本 北鎌倉駅〜京浜急行 金沢文庫駅
![]() 天候:晴れ コース:北鎌倉〜明月院〜天園ハイキングコース入り口〜建長寺見晴らし台入り口〜大平台〜天園〜市境広場〜自然観察センター〜金沢自然公園・ののはな館〜六国峠入り口〜能見堂跡〜六国峠出口〜金沢文庫駅 歩数:約47,000歩 江ノ電を利用して鎌倉・鶴岡八幡宮から由比ガ浜などを経由して江ノ島まで歩くことはよくあるのですが、北鎌倉は未体験です。どちらかといえば「鎌倉」といえば「北鎌倉が王道かな」と思いますが、今回はその鎌倉から金沢文庫を歩きます。 北鎌倉駅は小さな駅です。無人駅かと見間違えるほどです。平日はそんなに乗降客もいないだろうなぁと思えるようなこんな駅に、今日はとても多い人出です。 北鎌倉駅の裏はすぐ円覚寺。弘安5年(1282年)に北条時宗によって建てられた禅寺です。私は拝観料を取られるような場所には、勿体無いことに行かないようにしているのですが、折角だから拝観料\200-を払って中に入ることにします。 石段を登ると総門、山門、仏殿などが一直線に並びます。案内板がありますが、いろいろな建物が建っているのでどう回っていけばいいのか迷ってしまいます。持参したガイドブックによると「総門→桂昌庵→山門→仏殿→勅使門→百観音→方丈庭園→正続院前→仏日庵→白鹿洞→黄梅院と回りUターン。帰りに仏殿南側の石段を登って洪鐘を訪ね、茶屋で展望を楽しむ」とあります。 ![]() Uターンして洪鐘に向かう急な石段を登ります。階段を上ったところには古びた石段があり、茶屋が店を構えています。茶屋からは、反対側の山の中に建つ東慶寺などが眺められますが、あまり眺めがいいとは言えません。 ![]() ![]() 天園ハイキングコースへは住宅街の中を歩いていきます。出発した時間が遅かったし、円覚寺で一時間ほど時間を費やしてしまったので、あたりに、このハイキングに参加している人影は見えません。明月院からハイキングコースまでのルートは随分複雑で、ハイキングの主催者によって設けられた案内板がなければ道に迷ってしまったことでしょう。 天園ハイキングコースの入り口は突然現れます。天園ハイキングコースは、鎌倉市の北に連なる山並みを歩くコースで「鎌倉アルプス」と呼ばれています。標高は最高で158m(大平山)しかなく、里山と呼ぶにふさわしいです。いざ歩き始めてみると、左手には鎌倉の住宅街が見渡せます。かつてはこの里山に続くところだったのでしょう、きれいに区画された通りに、同じような家々が立ち並びます。 だらだらと登って高度を上げていくと、展望台が見えてきます。ここは勝上けん(145m)に建てられた見晴らし台です。眼前には由比ガ浜が眩しく日光を反射させており、眼下には鎌倉学園の近代的な建物が臨まれます。また、下から登って来るのは、建長寺からの道です。 ![]() 見晴台からの眺望を楽しんだ後は、さらに道を進めます。途中、大きく岩肌を見せている場所が現れます。ここが十王岩で、十王像が彫られているようです。(もらった地図には書いてなかったのでそのときはここが「十王岩」だとは知りませんでした。帰ってからガイドブックを見てみるとそう書いてありました。)しばらく林の中を進むと、突然前方が開けてきます。ここが大平山です。岩肌が露出して、荒荒しい姿を見せていますが、よく見ると左手にゴルフ場のクラブハウスが隣接していて、興ざめです。但し、右手の眺望はすばらしく、ここからも由比ガ浜の眺めがすばらしいです。もう少しいくと天園の峠の茶屋がありますが、込んでるだろうし余分にお金も取られそうだったのでここで昼食を摂ることにしました。 尾根伝いに進んでしばらく行くと、自然観察センターにでます。市街地には近いのでしょうが、見回したところ市街の雰囲気はありません。この観察センターでは、パネルを使って鎌倉近郊の自然を紹介しています。 ![]() その後、横浜・横須賀道路のガードを潜り、金沢自然公園、能見堂跡を過ぎて金沢文庫駅に到着しました。 (今回はほとんどがハイキングコースだったので、距離の割に疲れました。金沢自然公園を過ぎてからは、相模湾が望める場所を歩いたものの少々疲れが溜まってしまい、最後はただゴールを目指すだけになってしまいました。) |
1999年11月27日 書人不知 |