【ピンホールの休日】  Polaroid Pin-Hole Photo Kit, T-669





 
 左の写真がこのキットを組み立てたものです。別に難しいことはありませんが、丁寧に作りましょう。 右の写真がいきなり撮った1枚目ですが、レンズ的には35mmくらいのややワイドな画角でしょうか。 おやじの感想としては、シャッターに工夫しないと開け閉めでブレが入りそうです。 自作で遮光紙を使ったものを付けました。それと、三脚用のパーツをつけるのに厚みのある両面テープを使うんですが、何となく固定感がイマイチです。 おやじはひっくり返して箱側に貼りました。それでもホルダー側が重くなるので、フィルムまで入れるとかなりのリアヘビーです。

 ちゃんとした三脚があれば良かったんですが、会社に置きっぱなしだったのでいつもの緊急クランプを使いました。 これって巨大クランプに自由雲台をつけたもので、スリックに特注して作ってもらったものです。 市販品かどうか知りませんが、トライポッド的に使えるので35mmカメラなんかにも便利な道具です。(^_^)

 T669は初めて使いましたが、悪くないですね。タブの引き方が悪かったので一度ジャムったのと、その後の2枚にムラが出たこと以外は問題なしです。 でも説明書にもありますが、相反則でずいぶん青くなります。個人的にはモノクロやセピアがベストな選択でしょう。 フィルターかますのは何となく面倒くさいですし、気楽に撮るノスタルジックなピンホールに色補正は似合わないです。

 ということでまだ1パックしか撮ってませんが、面白いキットです。撮影中にゴミがいっぱい出るんでコンビニの袋片手にぶらつくんですが、 ちょっと変わった感覚の撮影散歩が味わえます。超スローでしか撮れないので、狙うものも限られますからね。 今回は曇りで青っぽい写真ばかりになりました。どうせ青い写真になるなら、こんな写真はどうでしょう..。



[ View of Blue Sunday ]

→戻る