熱交換器には”空気の吸い込み”は2系統存在します。当然、その吸い込み口には フィルタが取り付けられています。エアコンと同じく、使っていれば埃を吸い込んで 汚れてくる。掃除しないといけないなぁと思いつつ、秋に米国へいってしまい 11月に帰ってきてようやく掃除をすることができました。運転期間は8ヶ月。
その掃除風景をまとめますね。
うちで使われていたのは、東プレ製のものでした。真っ暗の中では、グリーンの
ランプが中で光っています。カバーを下に引っ張って、フックをつまんで取り外すと
左の写真のように熱交換器が現れます。
で、まずスポンジのフィルターを取り外します。運転時間が短ければこのスポンジフィルターだけの掃除でいいが、半年以上つかっていれば内部のフィルタまで埃が入っているものである。そこで、天井に固定しているネジを外してフィルタも取り出す。取り出したのが右の写真である。下面(室内吸気用)のスポンジは取り外しているが、側面(屋外吸気用)のスポンジは取り外したフィルタ本体である。フィルタも部分的に埃を吸っていることが分かるとおもう。このスポンジは掃除機で埃を吸って、それでも落ちないものは中性洗剤を使って洗ってよく乾かす。本体フィルタも掃除機で隙間に入った埃を吸い出しておく。交換機本体だけでなくその筐体も見てみると結構埃がたまっている。外気を吸い込む側はかなりの埃がある。果たして外壁の吸気口にもフィルタがあるのだろうか?あったとしてもメンテナンスはできそうにない。ということはこの交換機本体のフィルタのこまめな掃除しかないわけだ。数年後の吸気パイプ内の汚れ具合がどうなっているか不安である。そのあたりの考えをメーカに聞いてみたいものだ。
で、掃除機をかけてみたわけだが、下の写真は半分だけ掃除機をかけたところである。埃がたまっていることがはっきり分かる。手入れをしない換気システムがいかに汚れをばらまくことになるか想像できると思う。フィルタ本体の溝の間の汚れ落しには使わなくなった歯ブラシが有効である。力の加減に注意してフィルタをおらないようにして埃をかき出して吸い取ればかなりきれいになる。
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