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このページで使用する記号の説明とか言い訳

 今更言うまでもありませんが、現在のところHTMLは数式や化学式を書くのにあまり向いていません。数学用のmathエレメント(<math>タグとか)も提案されているのですが、サポートしているブラウザは無いようです。<TeX></TeX>タグとかがあって、これで挟まれたところにはTeXコードが書けたりするとベストなのですが(あと化学式用のchem言語が使える<chem>とか…)。唯一指数表示に使用できそうな<sup>も、後述するような問題があります。
 そんなわけで、数式を綺麗に書くには絵として貼り付けるのが現在最も良い方法でしょうが、絵を用意するのはかなり面倒です。ですから、文章中では以下のような略記法を使用させてください。解りにくい式や、大事な式は絵を貼り付けることにします。

・掛け算 a×b, ab, x*y
 ×(かける)はエックスと混同しそうな場合は"*"を使用します。
・割り算・分数 a÷b, a/b, a/(b+c)
 割り算は分かりにくくなければ分数で表します。括弧が増えすぎるときには絵にしましょう。
・指数 a^b, x^(n+1)
 <sup>は使いません。便利なのですが、サポートしていない場合があるのと、サポートしていても中途半端なブラウザもあるからです。例えば以下の例はどうでしょう。
 2<sup>2<sup>2</sup></sup>
222  ←どう?
 私の環境では、Netscape Communicator 4.7では<sup>の入れ子をサポートしていましたが、Internet Explorer 5.0ではしていませんでした(5.5では、一応サポートされていますが、上付き文字が小さくなりません)。環境によって2^(2^2)が2^22や222になってしまうのでは困ります。
・ルート √(a+b)
・三角関数 sin(x), cos(x+y), tan(x/2), sin^2(x)
・対数 log_a(b), log(x/2), ln(x/2)
 底を省略する場合工学系ではlogは常用対数でlnは自然対数ですが、理学系ではlogは自然対数で常用対数は底を省略しない、という場合も多いです。これはいちいち断りを入れることにします。
・関数 f(x)
・数列 a[n], a_n
 ここでも<sub>は使用しないことにします。
・数列の和・積 Σ[k=1,n]a(k), Π[k=1,n]a(k)
・極限 lim[x→∞]f(x)
・積分 ∫[0,1]f(x)dx ∫[y=0,x]f(x,y)dy