ネットサーフィン編  
 
 アンケートや登録にご注意! ('98.5.10)('01.5.4一部改定)



 インターネットに限らず,アンケートや何かのクラブ,製品など 

の登録は個人情報流出の元になります。             

 プレゼントでつるアンケート、多いですね。          

 つい軽い気持ちで名前,住所,電子メールアドレス,電話番号, 

職業など書いてしまうと後でとんでもないことになったりします。 

毎日何十通ものダイレクト(電子)メールや正体不明のメールが届 

いたり(どこかのメーリングリストに勝手に登録されている),勧 

誘電話がかかってきたりとかするとか。             

 アンケートの内容も個人の趣味や嗜好、経済状態などを問うこと 

が多く、そうした情報は貴重な商売の情報となります。      

 インターネット上ではいろいろな無料サービスがありますが、そ 

うした中にはこのような情報収集を目的としたものが多いようです。

 よく名の知られた企業や団体では情報は社内だけで使われるはず 

ですが、それ以外では広く情報が流出し取引されている場合もある 

ようですので警戒する必要があります。信用のある企業も、倒産と 

同時に顧客情報が流出することがありますし、不良社員が情報を流 

すこともあります。とにかく、必要以上に個人情報に関わる質問に 

は答えないことです。クレジットカードの番号などもってのほかで 

す。                             


 ちょっと流出経路の特定を考えてみましょうか。        


 私の周囲の日常的な経験で,学校の名簿が業者の手に渡って使わ 

れていることがたまたま露見したことがあります。        

 たまたま,名簿の自分の名前が間違って載っていて,その間違い 

の通りの宛名のダイレクトメールが来たという経験をした人がいた 

のでそれがはっきりしたわけです。               


 同様にインターネットやそのほかのアンケートや登録でも自分の 

名前や住所などを微妙に書き換えてアンケートや登録をすると,し 

っぽをつかむことができますね。                

たとえば..                          

住所が                            

「101番地の1」である場合、                

   「101番地の1a」                  

   「101番地の1b」                  

といった文字を付加しておき、その文字を業者ごとに変更して、忘 

れないように記載しておくと、勝手に知らない会社から資料が郵送 

されてきた場合、名簿をもらした業者が特定出来ますね。     

(この文字付加の方法は島根県警察のHP「悪質つきまとい」の中 

に紹介されているものを引用しました)             


 個人で特定をする必要はありませんが,こんなところからも漏れ 

ていくものだということがはっきりしますね。          


 ともかくもやたらに個人情報を質問するアンケートは答えないと 

か,最小限の記入にとどめるとかした方がよいです。       



 
< 関連ページ >
 →「無料の危険なおさそい!?

 
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