電子メール編

 ウィルス・メールに注意! ('01.4.30)('01.12.3update!)

 インターネットが普及し、コンピューターを使った端末だけでなく携帯電話などからも気軽にメールをやりとりされるようになってきました。

 すっかり身近になったメールですが、最近はメールでウィルスを送りつけられ、システムが破壊される被害が急造しています。
 特にタイトルや差出人が空白であったり、つい開いてしまいたくなるような魅力的なタイトル(「 I LOVE YOU 」など)のついたメールである場合、開くのを一度踏みとどまりましょう。ウィルスが入っている可能性大です。気をつけましょう。たとえ知り合いからのメールであっても危険はあります。

 何らかの添付ファイルがついている場合、その添付ファイルがマイクロソフトワードやエクセルの文書ファイルだとマクロウィルスが組み込まれているかも知れません。
 また、実効型ファイル(××××.exeというファイル名。××××の部分はいろいろな名前のものがあります。最近は××××.pifというものもあります)は絶対に実行してはいけません

 最近はついに、添付ファイルを開かなくてもメールを開いたりプレビューするだけで感染するものも出てきました!!(→関係情報

 こうしたウィルスソフトは、感染したコンピューターのアドレス帳や最近受け取ったメール等にあるメールアドレス全てにウィルスを送りつけるようです。

 対策としてはワクチンソフトを導入するのが比較的確実です。既に知られているものだけでなく、添付ファイルが危険な動作をするものかどうかを調べて警告してくれます。
 
 

 < 主なワクチンソフトメーカーと製品> 
●シマンテック ノートンアンチウイルス/インターネットセキュリティ
●トレンドマイクロ ウイルスバスター
●ソースネクスト マカフィー ウイルススキャンオンライン/インターネットセキュリティ

 かつてのこうしたウィルスはハッカーが遊びでつくっていたものが多く、メッセージが表示される程度のものも多かったのですが、悪意のクラッカーがつくったものでコンピューターのデーターを全て消してしまうなどの甚大な被害がでるものが多くなっています。お気を付け下さい。

 知り合いからプログラムソフトを送られた場合も気をつけましょう。ウィルスが紛れ込んでいる場合もあります。また、ストーキング行為の一種で次のような例もあったそうです。
 
 自分のメールを知り合いが盗み見ている様子がある。なぜか内容が漏れていて、自分の行き先にその人が現れる。
 よく思い起こしてみると、以前その人からウィルス対策のワクチンソフトだから入れておいた方がいいよといわれ、もらったソフトをインストールしたことがある。
 そのソフトをよく調べてもらうと、遠隔操作プログラムの一種で、そのソフトによってパソコンの中身が全て他のパソコンで丸見えになるようになっていた。

 気をつけましょう。
 


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