不況になると食べ物の特集なんかが、よく雑誌に載る。
某テレビ局でも、ネタに困ると必ず「ラーメン特集」をする。
取材費用が安く上がり、店の宣伝にもなるので、とても快適に取材が出来るらしい。
うまくすれば、ご馳走にありつける事も・・・・
先日雑誌を見ていたら、ご多分に漏れず「ランチ特集」ってのを掲げて特集していた。
しかし・・・しかしである・・・・
特集の見出しに「ランチ特集」って書いているのは良いのだけれども、字体が頂けない。
なんと【丸文字】で書かれているのである。私の学生生活が終わる頃、謳歌していた
あの【丸文字】だ。
編集者はヤング(う〜む・・・死語か?)にうけようと思って使ったのであろうが、ひとつ
問題が出てきた。
ランチ特集ってのを丸文字にすると、どうしてもランチのカタカナの【ラ】の字がひらがな
の【う】に見えてしまうのである。
いきなりオールカラー3ページで「うンチ特集」も無いだろう。
しかもしかも、その日の特集は気軽に食べられるお昼のカレーだった。
「おひ!!編集者!!やっぱりうけを狙ってたな〜」って言わざるおえない
状況なのだ。
この特集で本当に店に客が殺到したかどうかは、調べる由もない。
余談ではあるが「ジャングル」で紹介したうんちは年末に始末した。
完全には乾燥してなかったが、そのままにして年を越すのもあんまりだと思ったので、
特命を受け、除去に向かったのである。
でも、除去している時にふと懐かしい感覚が横切ったのである。
そう・・・子供の頃によく石を投げ入れた「こえだめ」の感覚!!
それが棒から手に伝わって来て、とてもわびさびを感じた年末だった。