エアー調整とチェーン掃除

(2006/10/15)

前回の空気圧調整から3ヶ月経ったので
そろそろチェックしたかったのと、
車検整備以来チェーンの掃除をしていないので
まとめて作業しました。


手が汚れてからでは作業がやりづらいので
まずは空気圧から調整します。

前輪・後輪・フロントフォークの順に調整しました。

調整前後の空気圧
(単位:kPa)
前輪
後輪
Fフォーク
調整前
1.8
2.05
0.2
調整後
2.1
2.35
0.4
(参考)標準値
2.0
2.25
0.4
※標準値は高速走行時

前輪・後輪とも0.3減っていました。
0.1/月のペースで抜けているようです。

フロントフォークの空気も減ってました。
こちらはパッキン類やOリングを交換していないので、
完全に抜けていないだけマシだと思っておきましょう。


空気圧を調整している間にも
蚊が何匹か飛んできていました。

もういないだろうと思って
蚊取り線香は置いてきていたのですが、
気がつくと数え切れない位の蚊が周囲を飛び回り、
身体のあちらこちらに停まっていたので
一時中断して蚊取り線香を持ってきました。

蚊取り線香に火を付けてそばに置いて
これで一安心です。
ゆっくりチェーンの掃除ができます。


新聞をレーシングスタンドの下に挟み込むように、
チェーンの下に広い目に敷いてから
座る位置にも新聞を敷いて体勢を固めて
チェーンの掃除にかかります。

スプレー式のチェーンクリーナーが飛び散らないように
ウエスをチェーンの向こう側に受けておいてから
チェーンクリーナーを吹きかけて、
そのままウエスで汚れを拭き取ります。

一度に手が入るのが4〜5コマ程度なので、
吹き終わったら足で後輪を回転させて
次のコマを手の位置に持ってきて
クリーナーで掃除します。

チェーンのジョイント部分から開始すれば
一周したのがわかりやすくて便利です。

一周したらきれいなウエスに交換して
残っているクリーナーも拭き取ります。
ローラー部に残ったクリーナーを拭き取るのに
何周もしなければならないので
腰を据えてのんびり拭き取ります。

拭き取り終えたら給油です。

チェーンの内側から、
プレート部とローラー部に行き渡るように
チェーングリスを吹きかけていきます。

最初のうちはグリスの量や吹き付ける場所が
まちまちになっていたのですが、
途中からはタイミングが掴めるようになって
リズミカルに吹き付けできました。

一周吹き終えたらきれいなウエスで
はみ出たグリスを拭き取ります。

拭き取り終えたらエンジンをかけて
1速に入れてチェーンを空回しで馴染ませて終了です。


空気圧も減っていたし、
チェーンのプレート部にもサビが出てきているので
もう少しマメにメンテしたほうが良いのでしょうね。