●小山さんからメッセージ
●小山さんからメッセージ
その３
小山卓治です。いつも応援してくれて本当にありがとう。
実は今度、きら君から遅れること数年、ホームページをオープンすることにしました。タイトルは「RED
& BLACK」、URLは以下の通りです。
http://www.ne.jp/asahi/red/black/red&black
ミュージシャンのホームページは、普通プロダクションやメーカーが作るものなんだけど、ある日PageMillを衝動買いして適当に触っているうちに、どんどん面白くなってしまい、友人達の手を借りて「Pre-Opening」という形で始めてしまうことにしました。
まだ手探り状態ではあるけれど、何かここで新しいことができるかもしれない、と考えています。暇を見つけて、ちょっと立ち寄ってみてください。
そして今、音楽で新しいプロジェクトに取り組もうとしています。
一刻も早くみんなに新しいニュースを届けたいんだけど、もうしばらく待っていてください。それじゃ、また。
1999/8 小山卓治（Takuji Oyama）
その２
きら君、そしてこのページに参加してくれてるみんな、ひさしぶり。小山卓治です。楽しいページにしてくれてありがとう。仕事の合間にたまにのぞいては、笑ったり感心したり、考えさせられたりしています。去年のクリスマスのライヴ以降、僕はずっとパソコンの前に座って小説を書いていました。数日前、ようやく最終的な入稿をすませ、今はホッとしているところです。
今回は、インターネットのリアルタイムを活用して、どこよりも早く（プロダクションのインフォメーションよりも先に）情報を公開してしまいましょう。 僕の初めての長編小説のタイトルは、「明日なき暴走」（言わずと知れたブルースのアルバム・タイトルのパクリってわけ）。原稿用紙にして440枚のものになりました。発売は4月16日の予定。出版社はKSS出版です。
丸山圭介という名の20歳の主人公が、音楽を目指しながら東京のストリートを突っ走る物語です。バンドの連中との友情、そしてもちろん恋、希望や苦悩などを抱えながらも全力疾走し続ける、というストーリーになりました。きっとみんなに楽しんでもらえると思います。
そうそう、一つ言っておかなきゃいけないのは、これはあくまでフィクションだということ。小説を読んで「小山ってこんなひでえやつだったんだ」なんて思わないようにね。ま、もっとも、書いた本人の気持ちや行動が主人公に全然投影されてない、とは言い切れないんだけど。
パソコンの前を離れ、5月にはライヴで名古屋と大阪に行くことになりました。他の街の人達には、本当にごめんなさい。掲示板にもあったように、福岡なんてずいぶん長いこと行ってないことになる。ギター1本で全国回りたいね、とスタッフ相手に話しているところです。そのうち必ず行くから、待っていてください。
きら君。忙しい中での作業なんだろうけど、たくさんの人達と一緒に、僕もこのページの今後を楽しみにしています。ずいぶんひさしぶりのメールになってしまったけど、また近いうちにメッセージを送りたいと思っています。がんばって。 それじゃまた。
P.S. 烏丸せつこさんへのメッセージ入りのアルバムがあった？ 本物かどうかって？お答えしましょう。本物です。
1999/3/11 小山卓治（Takuji Oyama）
その１
小山卓治です。
このページをいつも楽しく読んでいます。いろんな意見や応援をありがとう。
８月のライヴの後、その夜にみんなが書いてくれたアンケートを事務所から受
け取って読んでいると、その中に「小山さんを応援するホームページを作りまし
た」とのコメント。横にはアドレス。「ほんとかよ」と半信半疑でアドレスを打
ち込んで出てきたのがきら君のページでした。ちょうどインターネットを始めて
まもなかった頃で、まさかそこに自分のページがあるなんて思ってもいず、びっ
くりするやら受けるやら。
いったいこんなことをやってくれている男って、どんなやつなんだ。これはぜ
ひ一度会ってみたい。そんなことで、僕のファンクラブの企画で彼に会うことに
し、先日会ってきました。
「どうしてこんなページを作ろうと思い立ったの？」
「いや、誰かがやらねばと思って」
そう語る彼のキラキラした目が印象的でした。軽く食事をしながらいろんな話
をし、僕からのメッセージを送る約束をしました。
事務所へ送られてくる手紙やライヴのアンケートとは違って、インターネット
というメディアを通じて寄せられたみんなの気持ちをこうして読めるということ
が、とても興味深く新しい展開を感じます。これからもちょくちょくこのページ
をのぞいてみようと思っています。遠慮のない意見を待っています。ただし厳し
い突っ込みはほどほどに。
来年２月２４日に名古屋クアトロ、２５日に大阪クアトロに行くことが決まり
ました。しばらく東京ばかりのライヴになってしまってごめんなさい。東京は２
月２８日、オンエアウェストです。みんなに会える日を今から楽しみにしている
ところです。
最後にきら君。いそがしい合間をぬっての作業だろうけれど、がんばってくだ
さい。またそのうちメッセージを送ろうと思います。
1996/12/23 小山卓治