C-130その1

C-130はずっと以前から作りたかった機体です。子供の頃、板付基地の三軍記念日で初めてC-130を見ました。C-124グローブマスター等と比べて特に大きいとは思いませんでしたが、異様に低く座り込んだような姿勢に惹かれました。機体の外形が直線的で新しそうで、とても気に入りました。
C-130は一度も作ったことが無く、今回初めて作ることになりました。10月に予定されているTSMCの展示会に出展するつもりで、休日はこれの作業に追われています。

C-130を作ることにしたものの資料をほとんど持っていませんでしたが、TSMCの加藤さんが沢山の資料を集めてくださり無事取り掛かることが出来ました。しかし雑誌の写真を見れば見るほど謎が深まり形状をつかむ事が出来ません。イタレリの1/48プラモを買ってみましたが、機首や胴体顔面形状などに間違いが多く決定版ではありませんでした。そこで実際に始める前に形状把握のために発泡スチロールで簡単なモデルを作りました。

型はC-130Hで自衛隊の塗装にするつもりです。スケールは1/32でスパン約1200mmです。運搬時のことを考え外翼は取り外し可能にしました。外板はすべて1mmのスチレンペーパーですが、機体が大きく重いので表面がベコベコして頼りない感じです。

コックピットは窓が多くパイロットは全身を作る必要があります。自衛隊の制服などを調べましたがあまりピンと来ないので止めました。基地祭などで子供たちが操縦席に座っているイメージにしました。女の子が二人、モデルは「辻・加護」です。頭と胴はバルサ、手足は楊枝。左右に結んだ髪は紙粘土、服は花柄を印刷したコピー用紙です。かなり安直なフィギュアで、腕などは楊枝そのまま、手はスチレンペーパーに切れ目を入れたものです。顔はあまりリアルにせず可愛系にしました。双子の様に似たお二人ですが一応性格分けがしてあります。どちらが誰だか判りますか。



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