練習機 2

送信機の修理が終わり、2回目の挑戦です。そして送信機の修理を待つ間に、いくつかの改良を行いました。
1.上半角を大きくする。操縦が下手ですから手放しでも安定して飛んでもらいたいためです。
2.ラダー面積の増加。初飛行のページを見た方からメールをいただき、ラダー面積が不足ではないかとご指摘をいただきました。

上半角は約5°、ラダーは面積で約1.8倍にしました。マーキングは2000年F1シリーズ優勝を祝してフェラーリカラーにしてあります。

さて、2回目の飛行です。曇天ながら無風と初心者には絶好のコンディションです。パワー全開で手投げしました。発進に成功、ゆったりと安定して水平飛行をしています。しかし左旋回をしようとスティックを操作したところグラッと傾き、一気に墜落してしまいました。どうもラダーが利き過ぎるようです。

再度発進。今度は用心してラダーを小刻みに操作しました。慣れればうまく旋回させることが出来ます。ゆるい旋回で上空を通過させて、コリャエエワ!などと思ったりしました。
興奮が冷めてくると、次の不満が見えてきました。
先ず、馬力が無い!このモーターユニットはとても静かでよいのですが、この機体を3〜5mの高度で水平飛行させるのがやっとです。上昇しようとすると失速気味になり高度を上げることが出来ません。これでは戦闘機を飛ばすのは難しいでしょう。
そして次は、やっぱり操縦が下手。高度が下がってパニックになると操作がオーバーアクションになり、必ず落としてしまいます。

フェラーリのマークと初心者マークが並んでいる。主翼は無塗装で骨が透けて見える。機首の銃口のような穴はモーターの取り付けネジ用のドライバー穴。下面のキズは初飛行のときの記念です。


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