零戦4

風防は塩ビ板を熱成型します。木型はバルサで作り、窓枠の線を細書きペンで描いておきます。塩ビ板の成型は私の場合部分的に加熱しながら少しづつ成形していきます。その方が材料の無駄が少なくできます。成型が終わった風防の全面にセロテープを貼り付けてから、木型に被せて、下書きの線にあわせてカッターを入れ窓枠部分のセロテープを取り去ります。

零戦は資料が豊富な上、1/16ではコックピット内部は、かなり細かく作りこむ事が出来てしまいます。しかし重量オーバーが恐ろしく、適当なところで妥協するしかありません。照準器や機銃など目立つものは細かく作りましたが他はそうとうに省略してあります。計器板はスチレンペーパーにプリンタ出力を貼ったものですが、陰影などを付けて立体的に見えるようにしてあります。

胴体はまだこの状態です。コックピットに床を張り、機内色を吹き付けています。計器板などのパーツを取付けて風防を接着すれば、コックピットは完成です。



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