2002年も明けて、今年の安全と健脚を祈願しに再び大山へと行って来ました。             2002/1/5

年明けから続いていた好天もこの日は曇りがちたとえ大山といっても、さぞ寒いことだろうと覚悟して出かけてきました。

事前に正月の大山は初詣客が多く、ケーブルも並ばないといけないかも・・・という厚木に住むM君の情報があり、今回はヤビツ峠から入り広沢寺温泉に抜けるルートを選択。従って交通渋滞もなくアクセスも楽々。

登り始めてみると、予想に反して暑い!!20分でフリースを脱ぎ、シャツ1枚の有様。
1月でこんなに暖かいなんてどうなっているんだろう・・・?

しかもこのルート大山へ上がるには最も手軽なもので初めて登ったときのあのつらさを思い出すこともなく至極順調。

ところが本来なら見えるはずの富士もこの日の曇天のため姿を隠したままだったのが残念でした。

下社からのルートと合流するとさすがに人も増え、頂上はいつもの土日と同じ状況。

昨年不幸の無かった者だけで奥の院にお参りし、今年の山行の無事と健脚を祈願。「今年こそ槍ヶ岳を極められますように・・・」

ところでこの日は天気が悪く、眺望はご覧の通りかすかに相模湾と真鶴半島が見えるだけ、黒々とした雲が恨めしい限りでした。

その後、幸いにも風が弱く頂上での食事は快適で、いつもの豚汁と酒で暖まり、いざ下山。

今回の下りはちょっと長丁場、唐沢峠から不動尻・山神ずい道を経て、広沢寺温泉を目指します。

山頂辺りから降り始めていた小雪がこのころになると激しくなりご覧の通りウェアーを白くしてしまいました。

しかし、この幻想的な景色にメンバーは大喜び、所々で足下を気にしながらではありますが順調に降りてきました。

不動尻に着く頃には青空も顔を出して、一日であらゆる天気を体験してしまいました。

その後はいつもの温泉と居酒屋、みんなで今年の健闘を祈って無事解散。

<< 情報 >>
☆東京方面から丹沢・大山へ行くには小田急の”丹沢・大山フリーパス”がお薦め、今回のルートなら一人1480円のみ。
☆広沢寺温泉・玉翠楼の日帰り入浴は露天風呂のみ。従って冬場はちょっと寒い。
☆今回の逆ルートでヤビツ峠に降りると帰りのバスは一日に2本しかない。

再び大山へ